日本公認会計士協会のホームページで、租税調査会研究報告第29号「組織再編等に係る会社と株主との取引をめぐる税務上の論点整理」が公表されています。
平成22 年度税制改正は、グループ法人税制の創設、無対価組織再編成の処理方法等の明確化、資本取引等に関わるところの税制の見直し、資本に関係する取引等に係るみなし配当と譲渡損益の構造を租税回避的に利用した行為を防止する個別規定の新設等といった多くの内容を含む改正となったため、実務家に役立つ論点について整理を行ったものです。